(not) HEROINE movies最新作『わたし達はおとな』の公開、
そしてメ〜テレ開局60周年を記念し、
珠玉の映画作品を再上映いたします。
- 劇場:名古屋/伏見ミリオン座
- 期間:5月20日(金)~5月26日(木)
- 上映スケジュール:こちら(伏見ミリオン座HP)よりご確認ください。
-
料金(再上映作品):¥1,300(税込)均一
※先行上映「わたし達はおとな」料金は特別料金となります。詳しくは劇場HPにてご確認ください。
予告編
半券キャンペーン
メ〜テレシネマ映画祭2022の半券で「わたし達はおとな」本興行時の当日料金を¥1,500(税抜)へ割引いたします。半券を大切に保管ください。(6月10日以降、同じ映画館のみ、舞台挨拶の上映回にはお使いになれません。割引の適用は劇場窓口受付分のみとなります)
スタンプラリー
(not) HEROINE movies セレクション開催期間中、スタンプラリーを実施します。期間中3回ご覧いただいた方には(not) HEROINE movies グッズをプレゼント!
詳しくは5月初旬に発表いたします。
メ〜テレシネマpresents
ティーン映画ワークショップ
ティーン映画ワークショップ
- 深田晃司監督(「淵に立つ」「本気のしるし」等)をお招きして、フランスの学校で実践されている鑑賞セミナーや、制作ワークショップを実施します。
- ● 映画鑑賞セミナー
対象:小学校高学年・中学生
日程:5月3日
場所:東別院ホール(愛知県名古屋市中区) - ● 映画制作ワークショップ
対象:高校生
日程:5月4日、5日
場所:メ~テレ本社(愛知県名古屋市中区) - ※ 参加費:無料
※ 募集期間は4/1~4/15予定となります。詳細は上記「映画鑑賞セミナー」「映画制作ワークショップ」の各リンクからご確認ください。
※ 定員を超える場合は抽選となります。
上映作品
(not) HEROINE movies 第1弾
わたし達はおとな〈先行上映〉
わたし達はおとな〈先行上映〉
20代の“等身大の恋愛”の危うさと歯がゆさを描いた(not)HEROINE moviesの第1弾公開作品。「平成物語」でドラマの脚本を初めて手掛け、その後「部活、好きじゃなきゃダメですか?」「俺のスカート、どこ行った?」「死にたい夜にかぎって」「きれいのくに」といった話題のテレビドラマの脚本を担当してきた加藤拓也が監督を務め、『菊とギロチン』「鈴木家の嘘」(ともに18)の木竜麻生と、『his』『佐々木・イン・マイマイン』(ともに20)の藤原季節が本作で初共演を果たした。恋人との衝突、元カノの存在、成りゆきのセックス、大学の仲間との何気ない会話などがリアルに描かれた本作。脆く崩れやすい日常や甘く切ない恋のほろ苦さや歯がゆさ、そして自分の中に押し込めるしかない葛藤を描いた恋愛映画となっている。
ストーリー
大学でデザインの勉強をしている優実は、ある日、自分が妊娠していることに気づく。知り合いの演劇サークルのチラシを作ったことがきっかけで出会った直哉という恋人がいるが、優実は彼に打ち明けられない事情があり悩んでいた。一方、直哉は現実を受け入れようとすればするほど優実への想いや考えがすれ違っていく…。
出演:木竜麻生、藤原季節、菅野莉央、清水くるみ、森田想、桜田通、山崎紘菜、片岡礼子、
石田ひかり、佐戸井けん太
監督・脚本:加藤拓也
制作プロダクション:ダブ
配給:ラビットハウス
109分/PG-12/©2022「わたし達はおとな」製作委員会
監督・脚本:加藤拓也
制作プロダクション:ダブ
配給:ラビットハウス
109分/PG-12/©2022「わたし達はおとな」製作委員会
2022.6.10(金)より 伏見ミリオン座ほか全国公開
あん
国内外の映画祭で様々な受賞歴を持つ河瀨直美監督が、樹木希林を主演に迎え、ドリアン助川の小説「あん」を映画化。本作は、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されオープニング上映された。2017年には河瀨監督の『光』が第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、エキュメニカル審査員賞を受賞。今年には河瀨監督の東京オリンピック公式記録映画の公開が予定されている。
ストーリー
縁あってどら焼き屋の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎。ある日、店の求人募集の貼り紙をみた老女の徳江から「働きたい」と懇願された千太郎は、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江が作る粒あんが評判となり、みるみるうちに店は大繁盛。ところが、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡り…。
出演:樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子
監督:河瀨直美
原作:ドリアン助川「あん」(ポプラ社刊)
2015年5月公開/113分/©2015映画「あん」製作委員会
監督:河瀨直美
原作:ドリアン助川「あん」(ポプラ社刊)
2015年5月公開/113分/©2015映画「あん」製作委員会
淵に立つ
深田晃司が監督・脚本を手掛け、浅野忠信を主演に迎えた衝撃作。平穏に暮らしていた家族と一人の男の奇妙な共同生活を描いた本作で、浅野はとある家族を翻弄する男を演じ、夫婦役を古舘寛治と筒井真理子、その娘を篠川桃音が演じている。ほかに太賀や三浦貴大などの若手実力派俳優が出演し、公開当時大きな話題となった。『淵に立つ』は第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。本作のあと深田晃司監督は『海を駆ける』(18)、『よこがお』(19)、『本気のしるし《TVドラマ再編集劇場版》』(20)と幅広い作品を発表し、今秋には木村文乃主演の『LOVE LIFE』が日本とフランスで公開予定となっている。
ストーリー
郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡家は、夫・利雄、妻・章江、10歳の娘・蛍の三人家族。平穏な毎日を送る家族の前に、ある日、利雄の古い友人で、最近まで服役していた八坂草太郎が現れる。利雄は章江に断りなく八坂を雇い入れ、自宅の空き部屋を提供する。章江は突然の出来事に戸惑うが、礼儀正しい八坂に好意を抱くようになる。ところがある日、八坂は一家に残酷な爪痕を残して姿を消してしまう…。
出演:浅野忠信、古舘寛治、筒井真理子、太賀
監督:深田晃司
2016年10月公開/119分/©2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS
監督:深田晃司
2016年10月公開/119分/©2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS
ホテルローヤル
累計発行部数100万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作「ホテルローヤル」を『百円の恋』や「全裸監督」などを手掛けた武正晴監督が映画化。主人公でホテル経営者の一人娘の雅代を波瑠、ほかに松山ケンイチ、安田顕、余貴美子、原扶貴子、夏川結衣、伊藤沙莉、岡山天音ら実力派俳優が脇を固める。ラブホテルを舞台にした七編の連作を、現代と過去を交錯させ一つの物語へ大胆に映像化した作品。武正晴監督の『百円の恋』(14)は第39回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選ばれた。また、「全裸監督」(19)はNetflix国内視聴ランキング1位を獲得するなど武正作品は国内外から高い評価を得ている。
ストーリー
舞台は北海道のラブホテル。ホテル経営者の一人娘・雅代は美大受験に失敗し、居心地の悪さを感じながら家業であるホテルを手伝うことに。アダルトグッズ会社の営業・宮川への恋心を秘めつつ黙々と仕事をこなす日々。そんな中、一室で心中事件が起こり、ホテルはマスコミの標的に。さらに雅代の父・大吉が病に倒れ…。
出演:波瑠、松山ケンイチ、安田顕、余貴美子
監督:武正晴
原作:桜木紫乃「ホテルローヤル」(集英社文庫刊)
2020年11月公開/104分/PG12/©桜木紫乃・集英社/©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
監督:武正晴
原作:桜木紫乃「ホテルローヤル」(集英社文庫刊)
2020年11月公開/104分/PG12/©桜木紫乃・集英社/©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
勝手にふるえてろ
「蹴りたい背中」で第130回芥川賞に輝いた作家・綿矢りさの小説「勝手にふるえてろ」を、独自のセンスが光る大九明子監督が映画化。松岡茉優を主演に迎え、“脳内片思い”と“リアル恋愛”...2つの恋に揺れながら暴走するOLの姿を描いたコメディ作品。本作は第30回東京国際映画祭のコンペティション部門で観客賞を受賞し、高い評価を受けた大九明子監督は、『美人が婚活してみたら』(19)、『甘いお酒でうがい』(20)、『私をくいとめて』(20)、『ウェディング・ハイ』(22)など次々と話題作を世に送り出している。
ストーリー
24歳のOLヨシカは会社の同期「ニ」から突然告白され、「人生で初めて告られた!」とテンションがあがるが、「ニ」との関係にいまいち乗り切れずにいた。実は彼女は中学の同級生「イチ」への思いをいまだに引きずり続けていたのだ。“脳内片思い”と“リアル恋愛”の同時進行にヨシカは頭を悩ませていた。そんな中「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこう」と思い立ったヨシカは、中学の同窓会を計画する。そしてついにイチとの再会の日が訪れるが……。
出演:松岡茉優、渡辺大知、石橋杏奈、北村匠海
監督:大九明子
原作:綿矢りさ 「勝手にふるえてろ」(文春文庫刊)
2017年12月公開/117分/©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
監督:大九明子
原作:綿矢りさ 「勝手にふるえてろ」(文春文庫刊)
2017年12月公開/117分/©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
寝ても覚めても
『ハッピーアワー』(15)がロカルノ、ナントをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞し、世界中から注目される存在となった濱口竜介監督が、芥川賞作家・柴崎友香の小説「寝ても覚めても」を映画化。同じ顔をした二人の男と、その間で揺れ動く女の8年間を丁寧に、かつスリリングに描く。主演を東出昌大、ヒロイン役を唐田えりかが務め、他キャストに瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子といった豪華俳優陣が物語に深みを与えている。
本作がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、世界中から注目を浴びた濱口竜介監督。ロングラン上映中の『ドライブ・マイ・カー』は、第94回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞にノミネートされた。日本人監督が監督賞の候補になったのは1985年の『乱』の黒澤明監督以来、国際長編映画賞ノミネートは3年前の『万引き家族』以来である。
本作がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、世界中から注目を浴びた濱口竜介監督。ロングラン上映中の『ドライブ・マイ・カー』は、第94回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞にノミネートされた。日本人監督が監督賞の候補になったのは1985年の『乱』の黒澤明監督以来、国際長編映画賞ノミネートは3年前の『万引き家族』以来である。
ストーリー
舞台は東京。サラリーマンの亮平は、会社にコーヒーを届けに来た朝子と出会う。朝子に惹かれた亮平は、真っ直ぐに想いを伝え、朝子もまた戸惑いながらも彼に惹かれていく。しかし、朝子には亮平に告げられない秘密があった。なんと亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ。秘密を隠したまま亮平と幸せな日々を過ごしていた朝子は、ある日、麦がモデルとして活躍していることを知り……。
出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、伊藤沙莉
原作:柴崎友香「寝ても覚めても」(河出書房新社刊)
監督:濱口竜介
2018年9月公開/119分/©2018映画「寝ても覚めても」製作委員会/COMME DES CINEMAS
原作:柴崎友香「寝ても覚めても」(河出書房新社刊)
監督:濱口竜介
2018年9月公開/119分/©2018映画「寝ても覚めても」製作委員会/COMME DES CINEMAS
愛がなんだ
「八日目の蝉」「紙の月」などで知られる直木賞作家・角田光代の恋愛小説「愛がなんだ」を『パンとバスと2度目のハツコイ』などの今泉力哉監督が映画化。好きな男性を一途に追いかける平凡なOLの恋模様を描いた作品。ヒロインを岸井ゆきの、相手役を成田凌が演じている。本作はSNSや口コミなどで評判となりロングランヒットを記録し、第30回東京国際映画祭ではコンペティション部門で観客賞を受賞した。今泉力哉監督は本作の公開後、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『mellow』(20)、『his』(20)、『街の上で』(21)、『あの頃。』(21)、『かそけきサンカヨウ』(21)など次々と幅広いジャンルの映画を発表し、いまや日本映画界を牽引する存在となっている。
ストーリー
28歳の会社員・テルコは、猫背でひょろひょろのマモルと出会い、恋に落ちた。以来、テルコは仕事も友達もそっちのけで生活の全てをマモルに捧げるようになるが、マモルはテルコをただの都合のいい女としか思っていなかった。ある日、テルコはマモルの家で一晩を過ごし、浮かれていたのもつかの間、突然マモルからの連絡が途絶えてしまう。
出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也
監督:今泉力哉
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
2019年4月公開/123分/©2019映画「愛がなんだ」製作委員会
監督:今泉力哉
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
2019年4月公開/123分/©2019映画「愛がなんだ」製作委員会
his
男性同士の恋愛の“その先”を、今泉力哉監督が丁寧に描いた人間ドラマ。2019年春にメ~テレ制作で放送されていた「his~恋するつもりなんてなかった~」の舞台から13年後が描かれており、本作にはLGBTQの人々が直面する社会の偏見や法的問題が盛り込まれている。主人公の迅を宮沢氷魚、迅の別れた恋人を藤原季節が演じている。本作で第12回TAMA映画祭の最優秀新進男優賞や第45回報知映画賞新人賞などを受賞した宮沢氷魚は、連続テレビ小説「エール」(20)や『騙し絵の牙』(21)、『ムーンライト・シャドウ』(21)など話題作に出演し、大きな注目を浴びている。
ストーリー
ゲイだと知られることを恐れ、ひっそりと田舎暮らしをしていた迅の前に、ある日、別れた恋人の渚が6歳の娘・空を連れて現れる。迅は「しばらくの間、居候させて欲しい」と言う渚に戸惑うが、空は迅に懐き、周囲の人々も三人を受け入れていく。そんな中、渚は娘の親権を妻と争っていることを明かし、迅は「渚と空ちゃんと三人で一緒に暮らしたい」と気持ちを伝えるが……。
出演:宮沢氷魚、藤原季節、松本若菜、松本穂香
監督:今泉力哉
2020年1月公開/127分/©2020映画「his」製作委員会
監督:今泉力哉
2020年1月公開/127分/©2020映画「his」製作委員会
本気のしるし
《TVドラマ再編集劇場版》
《TVドラマ再編集劇場版》
『淵に立つ』(16)が第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督が、星里もちるのコミック「本気のしるし」を2019年に連続ドラマ化したものを劇場版として再編集したサスペンス映画。主人公の辻役を『レディ・プレイヤー1』(18)、『蜜蜂と遠雷』(19)の森崎ウィン、ヒロイン役を連続テレビ小説「べっぴんさん」の土村芳が演じ、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉ら実力派キャストが脇を固める。4時間という長尺で描かれる男女のすさまじい転落劇は、ドラマオンエア当時、そして劇場公開時に大きな話題となった。本作は、第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション2020に選出され、フランスでは深田晃司監督作品の特集上映「L'ETE FUKADA(深田晃司の夏)」が開催された。
ストーリー
中小商社に勤める会社員の辻一路は、社内の評判はよく、恋人に近い関係の女性もいるが、実は本気の恋をしたことがない。ある日、辻はコンビニで不思議な雰囲気の葉山浮世と知り合う。ところが、彼女と関わったばかりに次々とトラブルに巻き込まれていく。不思議な魅力的を持つ浮世を放っておけない辻は、次第に破滅の道へと歩み出していくのだった……。
出演:森崎ウィン、土村芳、宇野祥平、北村有起哉
監督:深田晃司
原作:星里もちる 「本気のしるし」(小学館ビッグコミックス刊)
2020年10月公開/232分/©星里もちる・小学館/メ~テレ
監督:深田晃司
原作:星里もちる 「本気のしるし」(小学館ビッグコミックス刊)
2020年10月公開/232分/©星里もちる・小学館/メ~テレ